マドリーは日本の至宝を手放すのか?
 
レアル・マドリーからマジョルカにレンタル中の久保建英の去就が、現地でも注目を集めているようだ。
EUパスポートを持たない選手が3人しか登録できない「EU圏外枠」の問題もあり、現状では再レンタルが濃厚視されている久保。

だが、現地時間4月30日にスペイン・メディア『Bernabeu digital』が、マドリー通のトマス・ゴンサレス=マルティン氏からの情報として伝えたところによると、
ローン先の最有力候補として見られていたレアル・ソシエダは、日本代表MFではなくレガネスのオスカル・ロドリゲスのレンタルを望んでいるという。

そんななか、マドリー専門メディア『Defensa Central』は現地時間5月1日、パリ・サンジェルマンが久保の獲得に乗り出していると報じた。
記事によると、まだFC東京に在籍していた一年前にも契約に動き、マドリーとの争奪戦に敗れたパリSGが、再び日本の至宝の引き抜きを画策。2000万〜2500万ユーロ(約24億〜30億円)のオファーを検討しているという。

フランスの絶対王者は、この18歳の才能を高く評価しており、「数か月前にもアプローチをしていた」と記事は綴っている。
ただ、マドリーに売却するつもりはないようだ。『Defensa Central』は、トップチームに加わるには厳しい競争を強いられるとしたうえで、「クラブは経験を積ませて成長した姿で戻ってくるプランを描いている」とし、こう続けた。

「マドリーは日本の優れたタレントを手放すのではなく、リーガのチームにレンタルすることを望んでいる」
リーグ・アンの打ち切りが決定し、3連覇が決まったパリSGは今後、来季の補強に向けて本格的に動くことになる。はたして久保への正式オファーはあるのか。その動向は大いに注目だ。

5/2(土) 5:06配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200502-00072590-sdigestw-socc

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