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フリーアナでタレントの宇垣美里を取り巻く環境に変化が生じているようだ。芸能ライターが指摘する。

「4月1日からの新年度で、宇垣がテレビに出演した形跡はなし。
この先についても、4月15日にアニメ宣伝番組の『あの子は漫画を読まない。』(BS日テレ)に出演する程度で、
テレビの地上波ではまったく姿を見なくなっています。もとより地上波のレギュラー番組がないうえ、新型コロナウイルスの影響で企業の発表会などがすべて中止となり、
得意としていたイベント出演も皆無となりました。さらには彼女を取り巻く環境自体も先行きが不透明な状況となっています」

 2019年3月にTBSを退社した際には、その美貌ゆえに引く手あまたと思われていた宇垣。だが実際にはテレビ出演はどんどん減るばかりで、
話題になるのはイベントへのゲスト出演やレイヤー姿の披露ばかりになっていたものだ。

「なにより宇垣にとって誤算だったのは、独立後に所属したオスカープロモーションの『大量退社劇』でしょう。
何人もの人気女優を抱え、モデル事務所として日本最大の規模を誇るオスカーですが、
タレントからの信頼も厚かった現会長が第一線を退いてからは社員が大量に退社したとの報道もあり、米倉涼子や忽那汐里、
岡田結実らの女優陣も次々に辞めるという悲惨な状況に…。テレビ局と太いパイプを持つ有能な社員ほど先に辞めたとも言われ、
もはや宇垣にテレビの仕事をブッキングすることができないとの声まで聞かれます。新型コロナの影響とはいえ、イベント仕事の激減は避けられず、
感染が収束したところでテレビの仕事がバンバン入ってくるとは思えないというのが実情です」(前出・芸能ライター)

 そんな低迷ぶりとは対照的に、宮根誠司や羽鳥慎一らが所属するテイクオフを選択した田中みな実、
大手フリーアナ事務所のセント・フォース入りを選んだ川田裕美らは、
順調にフリーアナとしてのキャリアを積んでいるように映る。

「それに対してオスカーには元TBSの小島慶子や元フジテレビの政井マヤといった局アナ出身者がいるものの、
2人とも結婚してから退社しており、仕事との向き合い方は宇垣と大きく異なっています。
昨今の大量退社の波に乗って、いずれは宇垣も…と危惧する声も聞かれます」(前出・芸能ライター)

 そんな宇垣は現在、エッセイストとしてフル回転の活躍を見せている。
「週刊プレイボーイ」の連載「人生はロックだ!!」では何気ない日常をつづり、「週刊文春」掲載の
「宇垣総裁のマンガ党宣言!」では、毎回おすすめのコミックを紹介。
また、活躍の場は「新天地」のネット連載にまでおよび、2月7日からは本の総合情報サイト「ダ・ヴィンチニュース」において、連載フォトエッセイ
「愛しのショコラ」をスタートさせた。タレントとしての評価に負けず劣らず、いずれも読者に好評のようだ。

 オスカーの先輩にあたる小島慶子は「エッセイスト」の肩書きも持つ。宇垣の隠れた才能である文才を、
フリーアナの看板に埋もれさせておくにはあまりにも惜しい。

(白根麻子)