JRA=日本中央競馬会は、7都府県に緊急事態宣言が行われるなか、この週末以降も引き続き、無観客での開催を決め、G1レースの桜花賞などが予定どおり行われることになりました。

JRAでは、7日、7都府県に緊急事態宣言が行われたことを受けてこの週末以降に予定されている競馬の開催について検討しました。

その結果、緊急事態宣言の趣旨を理解したうえで、今月18日以降は、騎手が土曜日と日曜日に別の競馬場で騎乗するのを原則不可とし、人と人の接触や移動を制限するなど新型コロナウイルスの感染拡大の防止に尽力することで2月29日以降実施してきた無観客での開催を続けることを決めました。

今月12日に兵庫県の阪神競馬場で予定されている桜花賞や、19日に千葉県の中山競馬場で予定されている皐月賞、さらに来月3日に京都競馬場で予定されている春の天皇賞の3つのG1レースはいずれも緊急事態宣言の対象となっている地域にある競馬場でのレースですが、予定どおり行われることになりました。

ただ、JRAではこれまでに職員3人が新型コロナウイルスに感染していて関係者への感染が拡大した場合は開催についても再検討する可能性があるということです。

2020年4月8日 13時38分
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