●●2019年11月に発生した新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)

新型コロナウイルスは、2019年11月に中国湖北省武漢発生が確認され、
同年12月31日に最初に世界保健機関 (WHO) に報告された。
その後2019年から翌2020年にかけて発生した中国武漢でのアウトブレイクにおいて
肺炎患者の核酸検査陽性患者サンプルにより、ゲノム配列が決定された。

湖北省武漢では当初感染症アウトブレークの情報の隠蔽が
責任を恐れた市当局などによって行われ、北京政府がそれを知るのは地域からの
内部告発による。その頃には手がつけられない状況であり、その間少なからぬ
中国人感染者が中国国内外に脱出した。

また春節の頃武漢地域の完全閉鎖が行われた前にも、かなりの武漢市民が市域を
脱出し春節前に中国国内外に脱出した模様。彼等の一部は海外でマスクを外し
ある者は「武漢肺炎からの避難と、発症時の有効治療が目的だ」と取材TVの
前で語っている。


2020年1月20日、病原体を調査している中国・国家衛生健康委員会 (NHC)
専門家の鍾南山グループ長は、広東省でヒトからヒトへの感染(ヒト - ヒト感染
)が確認されたと発表した。新しいコロナウイルスに対する特定の治療法
はないが、既存の抗ウイルス薬を流用することはできるとしている。

2020年1月下旬時点での主要なアウトブレイクは中国大陸に限局されていたが
その後は東アジア・ヨーロッパを中心とし世界各地に大規模拡散しつつある。

日本やロシア、東ドイツ、北朝鮮ポルトガル、ブラジルなど結核予防の
BCGで強毒型な初期型を接種した者、日本では主に70代以降は感染発症後
の重症率が低いと言う統計資料が話題になり、豪州などで立証開始
オランダなどは臨床で試し始めた。発症重症な患者への対処療法薬としては
富士フィルムが開発したアビガン錠やレムデジビル、カレトラなどの有効性
が既に確認されており、日本など臨床で使用可能。予防ワクチンに関しては
阪大と組むベンチャー企業のゲノム解析のものが数か月後に、米国や欧州企業
の研究のものが8〜12か月後には人体臨床で効能を確認する事が出来る予定だ。

コビッド19ウイルス新型肺炎による感染者のうち症状が顕著で発症となる
のは20%程度であり、持病のある人など中心に重症化のち致死の人割合は
2%程度、日本では0.352%程度である。中国武漢やイタリア、大邱など
医療崩壊地域では、10%を超える致死率になる地域も見られる。

★ーコビッド武漢肺炎の湖北省武漢での初期感染拡大パンデミックを防がなかった、
 中国の失態責任は明らか。