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だって日本はこれだもん

日本のドラマがこの10年で急速につまらなくなった、本当の理由〜こうして「良質な作品」は消えた〜
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/52618

日本のドラマというのは、世界の現在の潮流の中できわめて特殊な存在になっている
例えば1話あたり製作費が3000万円かかるとして、それで10話作ると3億円になる
普通ならば、3億円で面白いものを作って、それをいろんな形で売って10億円の売上げにしようと考える
実際にアメリカ、あるいはアジアでも韓国のテレビドラマはそう考えて世界中に進出している
韓国の場合、20話のドラマをワールドマーケットに出す、あるいは東南アジアで販売して、何億かの売上げが出る。
だから主演の俳優には1話3000万円ベースからギャラを提示することが出来る。イ・ビョンホンクラスになると1話あたり1億円払える

一方、一部を除いて日本のテレビドラマは日本国内での視聴率獲得、ひいてはスポンサーからの資金獲得しか念頭になく、二次利用といっても再放送、あるいはDVD販売しか考えていない
そのため、内向きになりがちであるという
まず広告代理店がスポンサー企業から金を集めてくる。そこから広告代理店とテレビ局の取り分を抜いた残りが製作費となる
芸能プロダクションの仕事は、その制作費をいかに『むしり取る』か、ということになっている
「むしり取る」とはつまり、自社所属の俳優を1人でも多く起用させることである