「もうひとつのタイトルを獲れたことは自信になる」
 
前年度のJ1リーグ王者と天皇杯の覇者が戦う富士ゼロックス・スーパーカップが、2月8日に埼玉スタジアムで行われた。
横浜F・マリノスとヴィッセル神戸の対戦となったこの試合は、3−3でPK戦に突入し、これを3−2で制した神戸が勝利を収めた。

PK戦では両チーム2人ずつが成功した後、3人目から9人連続で失敗。これはJリーグのあらゆる公式戦で初めての事態だった。
1人目のPKキッカーを務めたイニエスタは試合後のフラッシュインタビューでこう語った。

「自分がまず決められてホッとした中で見ていました。だけど、そこからは本当にクレイジーな展開だった。PK戦は博打みたいなところがあるから、どうなるかはわからない。
今日はヒロキ(GKの飯倉)が素晴らしいパフォーマンスだったのでそれを褒めたい」
 また、クラブの公式ホームページで、新シーズンに向け以下のようにコメントした。

「本当に幸せな気持ちでした。1か月前にタイトルを獲ったばかりで、もうひとつのタイトルを獲れたことは、チームの進むべき道をこのまま突き進んでいくべきだという自信になりました。
ACL、リーグ戦とこれから戦いが始まっていきますので、しっかり準備をしていきたいです」
この試合でキャプテンを務めたイニエスタに率いられ、今季初タイトルを掴んだ神戸。2月21日から開幕するJ1リーグで、常勝軍団へと進化をとげられるか。

2/8(土) 20:27配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200208-00069524-sdigestw-socc