2020年2月5日 7:00

石原さとみ扮する葵みどり。(c)フジテレビ
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荒井ママレ「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」のTVドラマ化が決定した。主演を石原さとみが務める。

月刊コミックゼノン(徳間書店)にて連載中の本作は、薬剤師を題材にした医療ドラマで、総合病院で働く薬剤師・葵みどりが患者の健康に繋がる薬の処方に真剣に向き合う姿を描く物語。TVドラマは「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」のタイトルで、4月より毎週木曜22時から放送される。

荒井はドラマ化について「ドラマならではの『アンサングシンデレラ』が見られること、一人の視聴者として楽しみにしています!」とコメント。また薬剤師・葵みどりを演じる石原は「薬剤師というお仕事をもっと多くの人に知っていただきたいと思います。私自身、初めて知って驚いたことがたくさんありました。そして、夢物語ではなく、きちんと現実を伝えていけたらと思います」と意気込みを寄せた。




荒井ママレコメント

「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」1巻
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この作品を立ち上げるとき何人もの薬剤師さんに取材させていただきましたが、皆さん必ず“薬剤師が主役で大丈夫ですか……?”とおっしゃっていました。医療モノは数あれど、薬剤師はほとんど出てきません。けれど、そんな“縁の下の力持ち”たちが必死に働く日常を掬(すく)い上げてこの作品は生まれました。ドラマならではの「アンサングシンデレラ」が見られること、一人の視聴者として楽しみにしています!

石原さとみコメント

本企画を聞いたときの感想

薬剤師の方は薬局で“お薬を渡してくださる方”という印象で、一体どういうお仕事をされているのか具体的には知りませんでした。今回ドラマのお話をいただき原作を読んで、仕事内容の大変さに驚きましたし、薬剤師は“薬で命を助ける専門家”なんだと痛感しました。私自身、ドラマで医師や看護師を演じた経験はありますが、薬剤師が登場人物として描かれることはほとんど無かったのではないでしょうか。患者に寄り添う大切な存在なのに知らないことばかりでした。

葵みどりを演じるうえで心がけたいこと

ドラマで描かれるみどりは原作よりもキャリアを積んでいる設定なので、患者さんに寄り添う温かさや優しさを持つ一方で、冷静な部分も持ち合わせていると思います。患者さんにとっての“最後の砦(とりで)”という自覚をもち、単にがむしゃらなだけではなく、優しさが本当の強さだということが伝わるように演じていきたいです。

衣装について

薬剤師の衣装に関してはデザインから一緒に考えさせていただきました。機能的でスタイリッシュながらも、どこかかわいさもあり、自然に身にまとうことができています。白衣だと医師や看護師と見分けがつかなくなってしまうのでデザインの違いを意識しました。というのも、私の友人の薬剤師が、“院内で医師と間違われてはいけないので、服装がかぶらないように徹底している”と教えてくれたんです。このドラマを通じて、薬剤師にもユニホームがあることが浸透してくれたらうれしいです。

視聴者へメッセージ

薬剤師というお仕事をもっと多くの人に知っていただきたいと思います。私自身、初めて知って驚いたことがたくさんありました。そして、夢物語ではなく、きちんと現実を伝えていけたらと思います。実際に薬剤師として働く方にとって、“明日もがんばろう”という活力になれたらうれしいです。そして、世の中で働く皆様に“諦めないこと”、“人を大切にすること”というメッセージが伝わるよう精いっぱいがんばりたいと思います。

野田悠介プロデューサーコメント
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://natalie.mu/comic/news/365935

木曜劇場「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」

放送日時:2020年4月より毎週木曜22:00〜22:54

スタッフ
原作:『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』荒井ママレ/医療原案:富野浩充(『月刊コミックゼノン』連載/コアミックス)
脚本:黒岩勉
プロデュース:野田悠介
演出:田中亮
制作・著作:フジテレビ第一制作室

キャスト
葵みどり:石原さとみ
ほか