J1鳥栖のユニホーム胸スポンサー「DHC」が撤退する方向であることが31日、分かった。同社は2008年から鳥栖のユニホームスポンサーを務めていた。
2020年度の公式戦初戦となるルヴァン杯開幕まで約半月に迫っている時点で、ユニホームが発表できない異常事態となっている。

関係者によると、昨季もユニホームの背中スポンサーなしで戦った鳥栖が、さらに胸スポンサーまで失う危機に陥っている。

例年、各クラブは1月中旬まで行われる新体制発表で新ユニホームをお披露目するが、鳥栖は今季初の公式戦、2月16日のルヴァン杯初戦を約半月後に控えてもまだユニホームが決まっていない。
ユニホームスポンサーは昨季「DHC」「佐賀新聞」「ブリヂストン」が務めた。新たなスポンサー探しも難航している。

チームは2年連続で繰り広げた残留争いからの決別を誓って連日、沖縄で厳しいキャンプに取り組み汗を流している。このままでは寂しい“戦闘服”でシーズン突入となる。

昨シーズン前にもゲーム会社「Cygames」がスポンサーから撤退しており、この状態が続けば経営面にも影響が出かねない。
選手、チームスタッフの努力に応え、サポーターが安心して声援を送るためにも、クラブ側の善後策が問われる。

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2/1(土) 5:05配信スポニチアネックス

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