スポーツ報知
1/20(月) 12:38配信

 バドミントンの日本代表を率いる朴柱奉監督が20日、都内で取材に応じ、マレーシア遠征中の交通事故で負傷した桃田賢斗(NTT東日本)の代表合宿復帰が、最短で2月上旬となる見通しを示した。



 アジア団体選手権に向けた合宿が2月3〜9日に都内で予定されており、桃田は同大会のメンバーは外れるが、合宿に帯同してリハビリを行う可能性がある。指揮官は「軽く動きができればいい。メンタル面でもう少し休みたいなら、休むかもしれない」とし、桃田本人や所属先と調整していく構え。次の候補は、2月下旬に行われる、ドイツオープン&全英オープンの2大会に備えた合宿になる。

 朴監督は桃田の事故後、現地で病院で付き添うなどしてから、代表チーム本隊が参戦したインドネシア・マスターズ(〜19日)に帯同。この日午前に帰国した。桃田の実戦復帰は、世界選手権に次ぐ「ファイナル&スーパー1000」の格付けの全英オープン(3月11〜15日、バーミンガム)が第一候補となる。バドミントンでは五輪や世界選手権よりも歴史が古く、かつては事実上の世界一決定戦だった大会。朴監督は「世界で一番有名な大会で、歴史がある。順調にリカバリーしていけば、試合には問題ないと思う」と見通した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200120-01200055-sph-spo