著名人の家族の歴史を徹底取材し、「アイデンティティ」や「家族の絆」を見つめる番組「ファミリーヒストリー」。1月6日(月)の放送は、番組史上初の“動物”が登場です♪

舞台は和歌山県白浜町にある「アドベンチャーワールド」。1歳のメスのパンダ・彩浜さいひんのルーツに迫っていきます!

野生パンダの生息地・中国への取材も敢行した棟方むなかた大介ディレクターに話を聞きました。

 パンダにも戸籍があった?
──番組史上初の動物、しかもパンダですか!

あるとき、和歌山・白浜の「アドベンチャーワールド」のパンダの繁殖が世界的なニュースになっていることを知りました。その数なんと16頭。名前の語尾に白浜の「浜」が付く、通称“浜家はまけ”です。番組では、1歳の末娘・彩浜を主人公に、ファミリーの歴史を見ていきます。


主人公の彩浜
──どんな手法でそのルーツをたどったのですか?

野生の動物ですとルーツを探るのは不可能に近いと思います。でも、僕も今回調べてみて初めて知ったんですが、飼育下のパンダには、人間の戸籍みたいなものがあるんです。

最近まで、パンダは絶滅危惧種でした。保護するためには、強い種にしないといけない。その際、血縁関係が近いと弱い種になってしまうそうです。それで血統をきちんと調べようということになり、パンダに「国際血統登録番号」が付けられたそうです。その戸籍のような番号をたどってみることにしました。


──ということは、取材は中国へ?

そうですね。中国動物園協会というところに行き、浜家にまつわるパンダの国際血統登録番号を調べました。番号には、保護された場所、管理された場所、そして亡くなった場所も登録されていて、その情報から、保護された土地、飼育されていた動物園、新聞などを調べました。


http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=21680


「パンダハガー」とは?
https://money1.jp/archives/9717

pandaはそのまま「パンダ」で「中国」を意味します。huggerは「hug(ハグ)するもの」ですから「抱きつくもの」「抱擁するもの」ですね。つまり、「パンダハガー」とは「中国を抱擁する人」という意味になります。