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2020年1月6日 09:38

 昨年大みそかに放送された「第70回NHK紅白歌合戦」(後7・15〜11・45)の瞬間最高視聴率は42・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが6日、分かった。
 同数字は2部(後半)の午後11時41分に記録したもの。結果発表直前で、この日、出場したアーティストのダイジェスト映像を流す場面だった。

 歌手別では、大トリの嵐が「紅白スペシャルメドレー」の歌唱中に記録した40・8%がトップ。続いて「限界突破メドレー」を歌唱した氷川きよし(42)の40・4%。3番目が紅組のトリを務めたMISIA(41)の「アイノカタチメドレー」の40・1%だった。

 1部(前半)は午後7時44分に記録した37・5%がトップ。チコちゃんや「ナインティナイン」の岡村隆史(49)がトークに参加し、Hey!Say!JUMPが名曲「上を向いて歩こう」をカバーした坂本九さんを振り返る映像などが流れた場面だった。

 昨年の瞬間最高は2部(後半)で午後11時42分に記録した45・5%で、1部(前半)は午後8時53分に記録した40・8%だった。

 今年の後半の平均視聴率は前年の41・5%から4・2ポイントダウンし、37・3%。15年の後半視聴率39・2%を下回り、2部制になった1989年以降、歴代最低の数字となった。40%の大台を割ったのは17年以来6度目。関西地区の第2部平均視聴率は36・2%(前年比4・3ポイント減)。前半部分の第1部は、関東が34・7%、関西は31・9%だった。