JR西日本の「ホーム転落防止キャンペーン」のイメージキャラクターとして活躍中の、関西出身の女優、のんさん。
近年は女優活動だけではなく、「創作あーちすと」の肩書で、芸術分野に活動の場を広げている。JR大阪駅で昨年末に開かれたイベントで、鉄道への思いを語った。

――鉄道はお好きですか?

のん 楽しいです。(駅員の仕事を知ることで)仲間意識がすごく高まって、私も一員と思っています。(2017年に)イメージキャラクターになるまで、ホームでは前に進むことだけを考えていました。
今は安全かどうか、常に見張っています。安全を守らなきゃいけない。使命感があります。駅員さんを見ると「ファイト!」とか、すごく思いますね。

――関西の鉄道の思い出は?

のん (複雑すぎて)大阪駅で乗り継ぐときにどこに行ったらいいのか、迷っていました。でも、探検する気持ちもあります。楽しみながら、歩けます。
実家に帰った時に鉄道(JR播但線)に乗って、地元の同級生にばったり出会ったりして、お互い成長する姿を見て驚いたりとか、そういう喜びがありますね。

――乗車中に創作意欲が湧いたりするのですか?

のん (「あまちゃん」の舞台となった)岩手県で三陸鉄道に乗りながら、景色を見ているときれいだなと思います。
この海の色をどういう色で塗ったらいいんだろうとイメージしたりします。(鉄道の旅は)すごく役に立ちます。いろんなものを表現するため、どんどん、インプットしていかなければ。
鉄道をモチーフにした作品はまだ、ないですね。これから、描きますかね。これから、描くかもしれませんね(笑)

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兵庫県出身。
13年に初主演を務めたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」が一大ブームとなり、国民的アイドル女優となった。
本名・能年玲奈からの改名後も、映画「この世界の片隅に」の主演声優などとして活躍している。【高橋昌紀】

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1/1(水) 11:00配信

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