フィオレンティーナの元ガーナ代表FWケヴィン・プリンス・ボアテングが、若手選手の姿勢について苦言を呈している。

ボアテングはドイツ『ビルト』のインタビュー内で「今の若い選手はプロとしてのコミットメントが欠けている」と口にした。

「今の若いやつらは才能を発揮するためにすべきことをしていないんじゃないかな。自らその可能性を断ち切っているとしか考えられない」

「19歳にしてメルセデスを乗り回しているやつもいれば、ヒマさえあればプレイステーションを楽しみ、Instagramを見てばかりだ。そういうやつはトレーニングの時間が終わるとともに真っ先に帰るんだよ。フットボールの世界も、社会の流行や変化に伴いずいぶん変わったと思うね」

「サッカーは同時にビジネスでもあるけれど、俺たちプレーヤーにとって求められるのはピッチ内での数字だ。いくらチームに忠誠しているからと言って、実戦で結果を出さないと新しい契約はないんだよ。悲しいことだが」

ボアテングは「トレーニングの時点から集中していて、実戦のピッチに立ったら全力を注ぐ選手を見つけようとするのは本当に難しいことだよ。それは基本的なプロの姿勢だと思うんだけどね。プレッシャーが激しいのは当然だ。それは時に選手たちをうつに追い込むことさえあるほどね。プロのフットボールプレーヤーは常に楽しいとは限らない」と続け、サッカー選手のあり方について自身の見解を述べている。

12/31(火) 22:02配信 GOAL
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191231-00010035-goal-socc

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