日本の国技である相撲をテーマにしたインド映画「SUMO」がSNS上で話題です。インドに漂流した力士と地元青年の友情物語を描いた作品となっており、ポスタービジュアルや予告編から垣間見えるカオスっぷりが反響を呼んでいます。もしかして力士が踊るのか……?

 “刀を構えた和服姿のインド人青年&スイカとパイナップルを手にした日本人力士”というインパクトしかないポスタービジュアルが8月ごろに解禁され、一部のボリウッドファンの間で話題となっていた同作。12月10日にYouTubeで公開された予告編は、海岸に漂流した力士をインド人青年が助けるシーンや、力士がすしを追いかけている修行シーン、青年に水を掛けられながら力士が筋トレするシーンなど、言葉だけでは到底伝えることができないすばらしきボリウッドテイストが感じられる内容となっていました。

 この“混ぜるな危険”をガン無視したような異色作はSNS上で話題となり、日本人ユーザーからは「インドに漂着した力士の映画が混乱でしかない」「SUMO観たすぎるでしょ」「ボリウッドのパワー半端ねえ」など確かな困惑と謎の熱狂が入り交じったような反響が続々。世界中の注目も集めているようで、予告編は公開から2日で220万回再生を突破しています。今のところ日本公開の予定はありませんが、今後の動きに期待するしかありません……!

 力士役を演じているのは、元幕下・東桜山で相撲モデルの田代良徳さん。田代さんは自身のInstagramで、「私の初映画(準主演)が12月25日に公開が決定しました! クリスマスに公開! 日本での公開はまだ決定してませんがとても楽しみです」とコメントしています。

2019年12月12日 20時50分 公開
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1912/12/news155.html
https://image.itmedia.co.jp/nl/articles/1912/12/fsfigindsumo01.jpg
予告編 https://youtu.be/kBSGv3sXAgw