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2019年12月11日

J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。12月7日(土)のオンエアでは、女優の成海璃子が登場。音楽通として知られる成海が、幼少期の音楽体験や最近ハマっている音楽ジャンルなどについて語った。

成海:両親がTalking Headsを大好きで、車の中はそればかりがかかっていました。子どものときは「変な音楽だな」と思ってました(笑)。あと、父は電気グルーヴも好きでしたね。
クリス:そんなご両親の影響でどんな音楽を聴くように?
成海:中学生のときは椎名林檎さんが大好きでした。10代は日本のバンドばかり聴いていましたね。エレファントカシマシやTheピーズも大好きで。

中学生の頃には、映画やドラマで主演を務めていた成海。しかし、高校時代は暗黒だったようだ。

成海:まる3年間、落ち込みっぱなしでした。仕事も忙しかったんですが、本当に友だちがいなかった。仕事は好きだったけど自信をなくすこともあって。
クリス:なんだか成海さんの高校時代の風景が見えてきますね。「ちぇっ」みたいな感じがね。
成海:いやー、もう絶対に戻りたくないです(笑)。10代はいつもずっと一人で音楽を聴いて映画を観て。「わかってくれるのは音楽だけだよ」っていう気持ちで高校時代は過激な音楽を聴いていました。20代になると、人と関われるようになったりお酒を飲んだりして明るくなれましたけど。

以前、テレビ番組で成海の自宅が紹介された際にCDラックに並んでいたのがINUや筋肉少女帯、村八分、猛毒、奇形児、あぶらだこ、ルースターズといった70年代〜80年代のロックバンドぞろいだったことが話題になった。

クリス:歌詞が届く音楽が好き?
成海:いえ、歌詞はなんでもいいんです。意味のない言葉を連呼していても全然いい。
クリス:戦っている感じとか。
成海:戦っている感は好きですね。あと、投げやりな感じも好き。Theピーズの『とどめをハデにくれ』は、「もうダメだ〜!」みたいなことをずっと言っているんですが、その投げやりが勇気をもらえます。
クリス:吐き出して代弁してくれると楽ですもんね。

そんな成海が最近ハマっているのはソウルミュージックとのこと。

成海:特に、Pファンクが好きです。ジョージ・クリントンのライブは2回くらい行きました。あんなにステージにたくさんの人がいるライブは初めて見ました。
クリス:だって演奏していない人もいますもんね。
成海:ジョージ・クリントンなんて、合いの手しかしてなくて(笑)。楽しもうという気持ちや高揚感がすごいですよね。

今は、ビリー・プレストンの『Nothing from Nothing』をピアノで弾き語れるようになりたいそう。ピアノは小学校時代に辞めてからだいぶブランクがあるが、改めて基礎から練習を始めていると話した。

成海は映画『ストリート・オブ・ファイヤー』が大好きで「音楽映画は、今までやったことないので挑戦してみたい」と野望も語った。現在、成海の主演映画『ゴーストマスター』が公開されている。こちらもぜひチェックしてみてほしい。

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