橋本の出足の素早いプレスは効果的だった
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[E-1選手権2019]日本2−1中国/12月10日/釜山九徳スタジアム

【日本代表・総評】
6.5
落ち着く時間帯がなかった分、テンポの良いパスワークを度々展開。割とスムーズに先制点を奪うと、その後はリスクをかけないように試合を運び、後半にはCKから加点。最後の最後に失点したのは余計だったが、見事に勝ち切った。

【個人採点・寸評】

GK
1 中村航輔 6
ロングスローで何度かピンチを迎え、最終盤にはボールに触りながらも悔しい失点。ただボールがピッチ外に出てゲームが止まるたびに、味方に声をかけて鼓舞したのは好印象だった。

DF

4 畠中槙之輔 6
17分のCKで巡ってきたビッグチャンスは惜しくもポストに当てた一方で、ロングボールをことごとく撥ね返し続けた。しかし……完封にはできなかった。

5 三浦弦太 6
長身のドン・シュエシェンにやや苦戦し、セットプレーで競り負けるシーンも目立った。70分のCKではヘディング弾もお見舞いした点は称賛に値。

17 佐々木翔 6
チーム唯一の80年代生まれはこの日、キャプテンマークを巻いて出場。前半には自陣ゴール前でボールを奪われるミスも、それ以外のシーンは安心して見ていられた。
 
MF

7 遠藤渓太 6.5
立ち上がりから積極的に縦に仕掛けてクロスを供給。森島との連係も素晴らしく、何度も決定機の起点になっていた。79分にはカットインからのシュートも。

8 井手口陽介 6
精力的にプレスに動く橋本とは対照的に、チームのバランスに気を掛けながら、中盤のスペースを埋めた。目立たないながらも要所で効率的に働いた。

18 橋本拳人 7
近くの相手にボールが入る瞬間に、一気に距離を詰めて、激しくボール奪取を狙った。ピンチを未然に防ぐうえで、かなり頼もしかった。

22 橋岡大樹 5.5(84分OUT)
小刻みにパスを回す展開では、なかなか持ち前のダイナミズムを発揮できなかった印象。サイドに張ってもボールが入って来ず、存在感は希薄だった。

つづく

12/10(火) 21:45配信
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