もっともそんな苦しい展望のなか一縷の望みも出てきたという。それは「国内トップリーグのプロ化構想」だという。その鍵を握るといわれているのが、先のW杯試合中継ホスト局となった日本テレビだ。

「買収したHuluをメインスポンサーにしたチームの創設に向け水面下で動き出したんです。小杉善信社長の指令です。現在、局内から将来を託され一癖も二癖もある局員が集められ、スポーツ局や事業局の上位部署となるICT戦略本部が中心となりプロジェクトが始まった。ラグビーのプロ化リーグ創設に向け、協会関係者と緊密に連携しながら話を進めています」(日テレ編成幹部)

 日テレは再び日本のラグビー人気を支える救世主になり得るのか。