12/6(金) 11:00配信 文春オンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191206-00016823-bunshun-ent

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2019年10月、テレビ朝日の長寿アニメ『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』が、金曜19時台の枠から移動した。『クレしん』は土曜16:30から、『ドラえもん』は土曜17:00からの放送になり、これを以って地上波キー局のゴールデンタイムからアニメが消滅。「かつてゴールデンタイムで老若男女が観ていたのが、いつしか深夜枠で限られたファンだけが観るようになったプロレスと同じ道を辿っているのではないか」。プロレス、アニメ、アイドルなど、日本のポップカルチャーに精通している掟ポルシェ氏はそう警鐘を鳴らす。氏に今後の見通しについて寄稿していただいた。

 どわー!『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』の放送時間が金曜19時台から土曜16時半に変わっとる! ダメだ、もうやってられん! 度数の強い酒飲むぞ! 酒の力で時間の感覚を麻痺させれば金曜19時だろうが土曜16時半だろうが深夜3時だろうが一緒っちゃあ一緒! 現実を受け止め切れなくなったらリーガルドラッグの出番じゃい!

 視聴率が取れてないから土曜夕方に移動なのか!? テレ朝は前にもそういうのやって失敗してんだろ!? 新日本プロレス中継『ワールドプロレスリング』が『ギブUPまで待てない!!』になったときのあの大惨事を思い出して!

 1987年、長年金曜20時放送だった『ワールドプロレスリング』から実況担当アナウンサー・古舘伊知郎が降板し、火曜20時に移動。類まれな言語センスを持つ古舘の抜けた穴を埋めようとしてか、無意味かつアバンギャルドな手法をこれでもかと繰り出し、プロレス中継を解体・バラエティ化。試合の映像に司会の山田邦子の顔面どアップを挟むなどの謎編集でプロレスを破壊し、テコ入れしたつもりが視聴率は半減! そのときみたいな感じで、プロデューサーが今後わけわかんなくなって“テコ入れ”と称して、おかしなことばかりするに決まってる(以下、適当な妄想)。

つづく