J2京都は28日、中田一三監督(46)が契約満了により、今季限りで退任することを正式に発表した。

 クラブは10年ぶりのJ1昇格を目指していたが、勝てばJ1昇格プレーオフ圏の6位に入る可能性もあった24日の柏戦で歴史的13失点の大敗を喫し、プレーオフ進出を逃していた。

 中田監督は「日々練習場で見る顔、スタジアムが一つになる手拍子、サポーター魂宿る応援、それらに突き動かされ躍動する選手たち、その全てが私の誇りでした。私の力が至らず、J1という舞台へ皆様を連れていけなかったことは心残りですが、今季の教訓が来季へ繋がることを信じています。京都サンガF.C.に関わる全ての皆様に大変お世話になりました。ありがとうございました!」とコメントを寄せた。

 後任は実好礼忠コーチ(47)の昇格が最有力。10年ベスト11に輝いたDF増川隆洋(40)やFWエスクデロ競飛王(31)も退団。また強化部長には今季はJ2長崎の強化担当を務めている山道守彦氏(56)が入閣する。新スタジアム元年の20年シーズンは新体制で臨む方向だ。

11/28(木) 9:14スポニチ
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