落語家の立川志らく(56)が26日、TBS系「グッとラック!」で「桜を見る会」の招待客問題に言及した。

 25日の参院行政監視委員会で田村智子議員(共産)が招待客について、消費者庁から行政処分を受け、警察の取り調べを受けていたマルチ商法会社の元会長が2015年の同会に招待されていたと指摘。「誰がなぜ招待したのか調査をするべきだと思います」と発言。内閣府は「プライバシーの問題もある」「個々の事例について回答を控えさせてもらっているものと認識しています」など“のらりくらり”とかわした。田村氏は「招待区分の『60』は安倍首相の推薦する区分でないかと思っています」と問い詰めたが、政府側の明確な回答はなかった。

 野党の「桜を見る会追及本部」は、招待者名簿の廃棄に使われた内閣府のシュレッダーを見せるよう求めたが、「使用中です」との理由で視察を拒否された。「前代未聞」と怒りをあらわにしたが、志らくは「これを見に行くのもどうかと思う。シュレッダーが一日中、回っていないってのも分かっているんですよ。そんなに時間がかかんないことも、みんな分かっているんですから」とあきれ顔。「もっと大事なのは、良くない会社を招待しちゃったこと。まず、あそこです。のらりくらりとかわしていくあたりメチャクチャでしょ」と指摘。シュレッダーをめぐる騒動を「くだらなさ過ぎる」と吐き捨てた。

 志らくが強調するのは招待客の素性だ。「それが出てきてしまったら、政権がアウトになってしまうってことなんですよ。だから、バカにされようが笑われようが『見せない』の一点張りなんですよ」

 出演者の「(招待したのが)反社会勢力とか反市場勢力だったら、かなり大変なことになる」という意見に志らくも同調。「そうそう、闇営業のパーティーに出ただけで仕事を干された芸能人はいっぱいいるわけですよ。それを国がやっていたとしたら、とんでもないことになる」と指摘。電子データも消去したとされるが、志らくは自身の体験をもとに「復元できないデータはない」と強調。真相解明を求めた

11/26(火) 15:28配信 東京スポーツ
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