一方、カンボジア代表監督としての試合が19日に控える。「監督をやったおかげで選手としての幅が広がったと感じるし、現役の選手が指導者目線で物事を考えるのはオススメだ。勉強したほうがいい」。

 番組の視聴者からも様々な質問が寄せられた。「大事なことは、普段から大舞台で結果を出す自分を意識すること。怖かったりすることもあるが、普段のトレーニングで、大事な場面と同じくらい緊張した環境を想像で作り切る」と話す本田。一方、「好奇心が旺盛過ぎて困ってます(笑)。サッカー意外にも好きなこといっぱいある」投資や教育にも積極的に取り組む。

 「貧しい国に行くこともあるが、22、3歳のとき、自分の子どもくらいの年齢の子が、その弟や妹を背中に背負って物乞いしているような姿を見る機会があった。彼らと僕の違いってなんだ、それは能力の差ではない、と思った。僕が彼らのように生活していてもおかしくないし、彼らが僕のように生活していてもおかしくない。恵まれた環境を与えられたものが何かしないといけないと感じた。教育は、今後の僕の人生を捧げると言っていいくらい重要なファクターだ。教育こそが唯一、世の中から戦争減らせると思う。人間力を高めれば、いかなる場面でも相手にリスペクトを示すことができると思う。それは経済、スポーツ、全てに紐づく。とにかく自分の夢、ビジョンを語り続けること。それに共感してくれる優秀な仲間が集まってくれれば、“十兎追って十兎得る”ことができる。一人では何もできないが、チームでやればいける」。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)