清原氏が“現場復帰” 選手へ「精一杯悔いないように」 ワールドトライアウト会場に登場

 西武や巨人などでプレーした清原和博氏(52)が7日、16年2月に覚せい剤取締法違反で逮捕されて以来、久しぶりの“現場復帰”を果たした。神奈川県・横浜市のサーティーフォー保土ケ谷球場で開催された「ワールド・トライアウト2019」の予選会に監督として出席。11時50分過ぎに紺のスーツ姿、水色のネクタイを着用して球場に到着。球場の場内アナウンスで監督と紹介され、グラウンドに登場すると「清原監督〜」「キヨ〜」「応援してます」と大声援と拍手が起こった。

 整列し円陣を作った選手の前で“訓示”もした。清原氏は「皆さんこんにちは。今日は皆さんの姿を見にきました。みなさんは小学校からプロ野球選手を夢見てやってきたきたと思う。今日はそのチャンスがありますんで、精いっぱい悔いのないようにプレーしてください。頑張ってください」と激励した。

 この日は、独立リーグの選手らが参加する試合形式の公開トライアウトを行う。

 清原氏はそのトライアウトを視察し、30日開催の本戦(神宮球場)の選手選考を行う予定。“指揮官”として足を踏み入れた球場の雰囲気を堪能したようだ。
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