タピオカドリンク店店長への脅迫により、ネット上で火だるま≠ニ化しているタレントの木下優樹菜。現在、彼女の出演するCMや学園祭等のイベントが続々と取り下げられているが、フジテレビは木下が出演する新番組『BACK TO SCHOOL!』の放送を予定通り強行し、案の定火に油≠注いでしまった。

芸能活動自粛どころか脅迫事件の容疑者にすらなりそうな木下だが、大手メディアはこの事件を完全スルー。伝えているのはネット上の芸能メディアと一部のローカルワイドショーのみで、木下の所属事務所に対する忖度≠燠曹ゥれている状況だ。

「CMはタレントイメージが命ですし、学園祭は冷やかしが集まる現場の混乱を考えて中止もできますから、これらはテレビと違って賢明な判断が下せます。しかし、テレビ局はさまざまなしがらみがあり、渦中にあっても出演を強行せねばならないこともあり得るもの。一見、理解に苦しむフジテレビの対応も、木下の事務所に忖度したと考えればツジツマが合います」(芸能ライター)

しかし、案の定この対応は裏目に出てしまったようだ。



イジメ被害経験を聞くイジメっ子の図…
10月30日から始まった「BACK TO SCHOOL!」は芸能人が期間限定で本物の学校に潜入し、学生時代をやり直す$V番組。木下は渋谷の通信制高校に通っていたがほとんど登校せず、「学校生活を送っておけばよかった」と後悔しているため、今回の番組に参加したという。

舞台となったのは愛媛県の離島にある共学の高校で、ともに学校生活を送ることになった生徒たちは木下を快く歓迎。生徒の中には心を開いて、「(離島に通うのは大変だけど)女子校だとイジメられる可能性も高いし…」「小中と不登校で高校も行けるか不安だったけど、ここには過去に不登校だった人も通っているって聞いて」などと、木下に苦しい心境を明かす様子も見られ、最終日には木下が号泣するほど生徒たちとの絆が強調される企画となった。

「典型的なお涙チョウダイ≠ニなった同番組ですが、木下は自身のヤンキーキャラ≠アピールする中で、過去にテレビでイジメ加害経験≠武勇伝として語ってきた人間。『誰にでもいい顔するズルい女子を呼び出して不登校に追い詰めてやった』などというエピソードを筆頭に、学生時代のイタイ自慢を繰り返していましたからね」(テレビ誌ライター)

こうした背景があるため、視聴者からも、

《目の前にいる木下優樹菜はあなた方の敵 いじめっこですよ》
《もともといじめ倒してパシリ使いしてたやろ》
《いじめして不登校にしてやったぜと自慢してた人間を、そういう問題で悩んでる子たちが通うような安息の場所にブッ込むって何?》
《何でいじめっ子がやり残した過去を取り戻すの? 取り戻したいのはいじめれらた子の方でしょ?》
《泣きたいのは昔オマエにイジメられてた人だろ》
《人の気持ちに寄り添えない番組が感動とか涙とか? 視聴者バカにしてますよね》
《いじめっこの人が涙流して学生に何を語るんだろ》

などと、批判が殺到してしまった。

木下が涙するシーンはミソギ≠ニなるどころか、さらなる反発を招いてしまったようだ。

2019.11.02 10:30
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