最近「70年代のパリーグはガラガラだった。それと比べたら
今のパリーグは大人気!」などと、歴代最低だった時代と比較して
「だから今は人気!心配ない!」
と言い張る基地外論調にすがりつく手合いがいる。
パ・リーグ好きからしても失礼極まりない話だろう。

宣伝の方法が限られていて、テレビの20%を取る巨人戦中継で企業名を
連呼してもらえれば年50億の赤字も親企業が喜んで補填していた1970年代とは、
視聴率一つとっても前提条件がすっかり崩壊しているのに。

そもそもホークスにしろマリーンズ、ファイターズにしろ、人気のピークは
10年くらい前で、その頃から見れば今は明らかに人気がガタ落ちしてる。
(2005年のプレーオフ、ロッテ対ソフトバンク第5戦を中継したテレ東は、
ゴールデン17%の同局年間最高視聴率をを叩き出している)

「この10年間でこれだけ業績が落ちてるぞ!責任を取れ!」と株主総会で
追及されている役員が、
「さ、30年前の昭和のころと比べたら売り上げは増えているから
経営が失敗しているなんて大ウソだ!」
と言い張ったら解任必至だろ。

焼き豚の現実から目をそむける後ろ向きっぷりは尋常じゃない。