ヨーロッパにおけるドイツが占める立ち位置が複雑だということです。
ご存知のとおり、ホロコーストについての戦争責任があまりにも重く、彼らの背中にのしかかっている、という背景が理由と見ています。

つまり、イングランド勢を中心としたラグビーというスポーツは、世界でも有数のファンを誇る超人気競技であり、伝統的かつ審判の存在は絶対という非常に厳しいルールに乗っ取ったスポーツです。

ドイツはそこの仲間に入り損ねた、または入ることを遠慮した、とでも言いましょうか。
身体と身体をぶつけ合い、対戦する相手国の選手に対して時には激しいタックルをする武器を持たない肉弾戦争のようなスポーツであるラグビーに関して、ドイツ人は遠慮気味という見立てです。