声優としても活躍中の鈴村健一(月〜木曜)と俳優の山崎樹範(金曜)、俳優フリーアナウンサーのハードキャッスル エリザベスがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ONE MORNING」。この記事では、10月7日(月)〜10月11日(金)の放送から、ニュースを象徴する1つの数字にスポットを当てるコーナー「SUZUKI TODAY’S KEY NUMBER」で取り上げたトピックを紹介します。

【写真を見る】鈴村健一(左)とハードキャッスル エリザベス(右)

◆600店舗

「23区」などのブランドを展開するオンワードホールディングスが、国内外の数百店舗を閉鎖する方針を明らかにしました。閉鎖する店舗数は、今後3〜5年で大規模な事業構造改革の一環として、全体のおよそ2割にあたる600店舗を閉鎖するとみられています。背景にあるのは、ネット通販の拡大。これまで主力拠点だったデパートの店舗は顧客の高齢化が進み、若い世代を取り込めていないという課題を抱えており、アパレル業界では、販売方法の見直しを迫られているようです。

エリザベスは、「私は、実際に店舗で着てみたいと思うタイプ。でもネット通販は便利だし、セールで安いときもあるので、店舗で着てみてネット通販で買うこともある」と話します。鈴村も「洋服は、みんな(実店舗で)自分の目で見て買う人が多いと勝手に思い込んでいた。僕は、店舗で店員さんに『お似合いですよ』と言われるのが苦手だから、ネット通販で買っちゃう。どんどん(ネット通販に)シフトしていくのかもね」と実感を口にしていました。

◆11件

およそ30年の間に、約5分の1に店舗数が減ったゲームセンター。帝国データバンクによると、今年だけで11件が倒産しています(9月まで)。こうした厳しい経営事情に追い打ちをかけると言われているのが、消費増税。ゲーム料金に増税分を上乗せできないため、店側の負担がさらに増え、経営悪化に拍車がかかると見られているようです。

25、6年前にゲームセンターでのアルバイト経験があるという鈴村は、「当時、ゲーム筐体(きょうたい)は、大型筐体があまりなかった。でも、今は音楽ゲームとか大型筐体のものが増えていて、あれ1機でものすごい金額がかかる。それを毎日、100円、200円で回収しないといけないから大変。僕がいたころ一番流行っていたのは、プリクラの元祖。あのときはすごかった」と振り返ります。

ところが「昔は家でやるゲームとアーケードでやるゲームはレベルが違ったけど、今は家でやるゲームも外でやるゲームも質が一緒になってしまったから、わざわざゲームセンターで100円払ってまでやることはないな、っていうことになっちゃった」と話します。そして、「心配だなぁ……」と先行きを案じつつ「新しい何かを生み出すのも難しいでしょうけど、これからもまだ、昔ながらのゲームセンターにはがんばってほしい!」とエールを送りました。

10/17(木) 17:40配信
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