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● ラグビーの多様性は国籍にも及ぶ 日本代表も体現

 さらにラグビーの多様性は、選手の国籍にも及ぶ。
 ここがもっとも大切なポイントかもしれない。
 ラグビー日本代表ももちろんこの多様性を体現している。
 そしてそのことで彼らは、日本社会の未来を映す鏡にもなっている。

 「日本代表なのになんで外国人ばっかりなの?」

「日本人じゃないのって、なんか違和感がある」

「日本は強豪国じゃないから、助っ人外国人に頼るの?」

 今回あちこちでこのような素朴な疑問の声を耳にした。たしかに他のスポーツの代表チームに比べると、ラグビーは特殊に見えるかもしれない。

 ラグビーでは、以下の条件のいずれかを満たしていれば、国籍と異なる国の代表としてプレーできる。

 〈出生地がその国であること〉
 〈両親、祖父母のうちひとりがその国の出身であること〉
 〈その国で3年以上、継続して居住。または通算10年にわたり居住〉

 上記に加え「ひとりの選手は1ヵ国の代表にしかなれない」という制約がある。また今回の日本大会以降、3年以上の居住は5年へと変更されることになっている。

10/11(金) 6:01 ダイヤモンドオンライン
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