悲願の初出場を果たした1998年のフランス大会を皮切りに、6大会連続でワールドカップの舞台に立ってきた日本からは合計で90人もの代表選手が生まれている。
そして、フランス大会から21年がたった今シーズンの段階で、すでに36人がユニフォームを脱いでいる。

 現役選手ではJ1クラブ所属が19人と最も多く、次いでヨーロッパ組が16人、J2クラブ所属が11人、J3クラブ所属が4人を数える。
浪人中の本田圭佑(33)、自ら創設した沖縄SVの代表兼監督兼選手として九州サッカーリーグを戦っているFW高原直泰(40)はレアレースと言っていいだろう。
 そして、残る2人は4部に相当するJFLの舞台で活躍している。ドイツ大会および南アフリカ大会代表で計5試合に先発フル出場したDF駒野友一(38)はFC今治に、
ドイツ大会に追加招集されて1試合に途中出場したDF茂庭照幸(38)はFCマルヤス岡崎に、それぞれ今シーズンから所属している。

 特に駒野は2度のワールドカップでも背負った、愛着深い「3番」をトレードマークにしながら、20試合のうち右サイドバックを中心に19試合で先発出場。
東京武蔵野シティFCのホーム、味の素フィールド西が丘に乗り込んだ15日のJFL第21節でもフル出場し、後半16分には果敢なオーバーラップから相手のPKを誘発する絶妙のクロスを供給。3−1の快勝に貢献した。

 サンフレッチェ広島ユースからトップチームへ昇格し、念願のプロになってから今シーズンで20年目。ジュビロ磐田からFC東京、
J2のアビスパ福岡で500試合を超えるリーグ戦に出場してきた百戦錬磨のベテランは、なぜ新天地としてJFLの今治を選んだのか。答えは駒野流の恩返しにあった。

 アビスパから契約を更新しないと通告されたのが昨年11月下旬。すぐに駒野のもとへ電話を入れ、オファーを出したのが今治を運営する株式会社今治.夢スポーツの岡田武史代表取締役会長(63)であり、
今シーズンから今治の指揮を執ることが決まっていた小野剛監督(57)だった。

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