◇セ・リーグ 広島3―2中日(2019年9月12日 マツダ)

サヨナラ打を放った広島の堂林翔太内野手(28)は、ヒーローインタビューで「最高です。ありがとうございます」と声を張り上げた。

再三チャンスを作りながらもなかなか得点ができないまま2―2で迎えた9回、1死一、二塁、前の打者で先制弾を放った長野が申告敬遠されて回ってきた、この日2度目の打席だった。

カウント1―1からの3球目、左越えへ弾き返し「相手に向かっていく気持ちで行きました。感触は良かったんですけど、取られないかと思った。抜けて本当に良かった」と顔をほころばせた。

「準備はずっとしていた。いつでも行けるぞ、と」と語る堂林。9月6日に4カ月ぶりに出場選手登録され、同日スタメンで出場も3打数無安打で交代。
11日の中日戦で放った右前打が今季2安打目、そしてこの日、8回に代打で出場も三振に倒れ、迎えた2打席目に、14年4月以来5年半ぶりの劇打を放った。

広島にとって今季両リーグ最多、2003年のチーム最多に並ぶ11度目のサヨナラ勝ちで、2位のDeNAとゲーム差なしに迫る貴重な勝利。
堂林にとっても、11日に妻で元TBSの枡田絵理奈アナウンサー(33)が第3子となる次女の誕生を発表したばかりとあり、この上ない誕生祝いともなった。

堂林は「なかなかうまくいかないことが今年も多くて…でもこういうこともあると思って頑張ってこられた」
と自分に言い聞かせるように語った後「前を向いて勝っていくだけ。全部勝つ気持ちで一丸となっていきたい」と力強く宣言していた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190912-00000219-spnannex-base
9/12(木) 22:37配信

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https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/09/12/jpeg/20190912s00001173377000p_thum.jpg

https://www.youtube.com/watch?v=A9MAoCjsfLE
9月12日 広島対中日堂林翔太選手サヨナラタイムリーシーン