球団最多セーブの守護神が引退。広島が6日、永川勝浩投手(38)の現役引退を発表した。23日に会見が行われる予定で、
23日中日戦(マツダスタジアム)を引退試合とすることも発表された。

永川は02年、亜大から自由獲得枠で地元広島に入団した。1年目から球団新人として最多25セーブを記録し、オールスターゲームにも
出場した。翌04年は不調もあり先発を経験。再び中継ぎとして14ホールドをマークした05年を経て、06年からは守護神を任せられ、
07年から3年連続で30セーブを記録した。

だが、10年以降は度重なるケガに悩まされた。10年4月に右内転筋を痛めると、復帰して間もない6月に再発。長期離脱を余儀なくされた。
13年は開幕直後に右中指腱鞘炎で戦列離脱。17年は左膝痛の影響から5年ぶり2度目のシーズン1軍登板無しに終わり、同年10月に
左ひざクリーニング手術を受けた。今季は2軍で18試合に登板し、0勝3敗1セーブ、防御率6・19だった。

1軍では通算526試合に登板し、38勝42敗、79ホールド、球団最多記録の165セーブ、防御率3・47。

日刊スポーツ
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