故郷のクラブでセリエAに帰還。

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悪童マリオ・バロテッリのイタリア復帰が決まった。現地時間8月18日、新シーズンからセリエAに昇格するブレッシャが、複数年契約を結んだことを発表。『Sky Italia』によれば、年俸は100万ユーロ(約1億2500万円)+ボーナス200万ユーロ(約2億5000万円)になるという。

 イタリア代表FWは今年1月に加入したマルセイユとの契約が6月で満了。フリーエージェントとなり7月下旬にはフラメンゴ行きが有力視されたが、幼少期を過ごした故郷ブレッシャから声が掛かって状況が一変したようだ。

 ブレッシャの公式サイトは、「3年ぶりのイタリアへの帰国は、マリオが育ったブレッシャに戻りたいという決意熱意によって可能になった」と説明。またバロテッリ自身も、インスタグラムにこれまでのスーパーゴール動画をアップすると同時に、「最後にマイホームのブレッシャに戻る」と綴っている。

 また、昨年9月を最後に遠ざかっているイタリア代表に復帰するためにも、ブラジルよりもイタリアに留まったほうがいいという判断もあったようだ。

 弱冠15歳にしてルメッザーネ(当時3部)でプロデビューしたバロテッリはその後、インテル、マンチェスター・シティ、ミラン、リバプール、ニース、マルセイユと渡り歩き、ブレッシャはキャリアで8クラブ目となる。

 類稀な身体能力と技術を誇る一方、相変わらず精神的な安定感に欠けるバロテッリ。29歳になった悪童は、故郷のクラブでどんなパフォーマンスを見せるのか。

8/19(月) 12:30 サッカーダイジェスト
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