<DeNA1−0広島>◇18日◇横浜

苦手左腕にまたも屈した。広島打線は序盤の好機を生かせず、DeNA先発今永の前に散発5安打無得点。今季5度目の0封負けとなり、今永には4月12日に続く
2度目。今季5度目の対戦で4敗目となり、苦手意識を払拭(ふっしょく)できなかった。

1回に1死三塁の絶好機を迎えるも、2試合続けて打順を上げた3番鈴木、4番松山がそろって凡退。鈴木は「ああいう好機を逃すと、こうなる」と内野ゴロでも
得点が入る場面での一飛を悔やんだ。2回2死一、二塁は投手九里が空振り三振。3回から8回までは二塁すら踏めず、9回に2死から得点圏に走者を進めるも、
最後は会沢のバットが空を切った。

好投した先発九里を援護できず、3カード連続負け越し。首位巨人に6・5ゲーム差に広げられ、優勝争いからも後退した。それでも鈴木は「勝ち負けに左右されず、
自分たちがやれることをやって、相手を上回ればいい。まだ30試合ほど(29試合)ある。まだ終わりではない」と懸命に前を向く。
緒方監督も「まだ残り29試合。地元で6連戦も始まるし、1戦1戦戦っていくだけ」と地元での巻き返しを誓った。【前原淳】

日刊スポーツ
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