イングランド2部リーズの元日本代表MF井手口陽介(22)がG大阪に復帰することが2日、決定的となった。
複数の関係者が明かした。完全移籍で、近日中にも正式発表されるという。

G大阪とリーズはクラブ間合意に至っていたが、リーズが設定していた7月31日までの返答期限内に井手口の答えが出ず、いったんは白紙状態になった。
それでも交渉延長を望んだG大阪とすぐに再交渉をスタート。フランスやロシアなどのクラブも興味を示していたが、最終的にはいち早く正式オファーした古巣の熱意が実った。

豊富な運動量と抜群のボール奪取能力を武器に、17年8月31日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦で得点を挙げ、W杯6大会連続出場に貢献した。
ドイツ2部フュルトでプレーした18〜19年シーズンは右膝後十字じん帯断裂などでリーグ7試合1得点にとどまったが、実力に疑いはない。最短で10日のリーグ広島戦(パナスタ)から出場する。

◆井手口 陽介(いでぐち・ようすけ)1996年(平8)8月23日生まれ、福岡市出身の22歳。G大阪ジュニアユース―G大阪ユースを経て、高校3年の14年に飛び級昇格。
18年1月にリーズへ完全移籍し、当時スペイン2部のクルトゥラル・レオネサへ期限付き移籍。18〜19年シーズンはドイツ2部フュルトへ期限付き移籍した。16年11月にA代表初選出。1メートル71、71キロ。利き足は右。

2019年8月3日 05:30 スポニチ
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