24日放送のフジテレビ系「バイキング」は、退所覚悟で吉本興業経営陣の刷新を求める加藤浩次(50)の進退問題を特集した。

加藤はメインキャスターを務める日本テレビ系「スッキリ」で、闇営業問題の対応をめぐり所属事務所を批判。
大崎洋会長(65)と岡本昭彦社長(52)の実名を挙げ
「この体制が続くなら僕は会社を辞めます!」と番組内で宣言。
23日午後5時50分から東京・新宿区の吉本興業東京本社で大崎会長とトップ会談を行った。
一夜明け、この日の「スッキリ」で、3時間に及んだ会談を報告。会社側の主張とは平行線のままだったが、結論は持ち越しになったと報告した。

“加藤の乱”に乗じて吉本芸人からギャラの不満や、パワハラの過去が飛び出すなど、
今回の騒動は闇営業をきっかけに吉本の内紛にまで発展している。
若手が加藤の動きに乗じているという指摘もあるが「おぎやはぎ」の矢作兼(47)は「吉本の若手を背負っている感じになっているけど、
全然そんなつもりはないですよ。
ただの“狂犬”ですから。若手を引き連れていこうなんて気持ちはさらさらない。一人でキレてるだけだから」と指摘し、笑わせた。

坂上忍(52)は「岡本さんが経営者として(会見で)バシッと言っていたら空気は変わっていたと思う」と何の答えも出さなかったグダグダ会見を問題視。
それでも吉本が6000人の芸人を抱え、国家事業に携わるまで巨大化したこともあり、加藤の要求する「大崎会長と岡本社長の退陣はない」と推測する。

坂上は、その上で「もし大崎会長と岡本社長が辞めたとしても、あの人の性格からして(吉本に)残るとは考えられない」とコメント。
「ここまでの騒動にしちゃったことで、何か感じているでしょう」「今日も(番組で)個人的なことでって言ってた。
そういうところはしっかりしている人だから」と加藤は上層部が残っても辞めても責任を取って吉本を退社するとの見方を示した。

小木博明(47)も「あの2人(大崎会長と岡本社長)が辞めても、辞めるんじゃない」と同調した。

7/24(水) 13:45配信
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