FIFA女子ワールドカップ準々決勝の2試合が現地時間29日に行われた。これにより、大会ベスト4が出そろっている。

前日までにアメリカとイングランドの準決勝進出が決まっていた女子ワールドカップ。この日はイタリア対オランダとドイツ対スウェーデンの準々決勝が行われた。
決勝トーナメント1回戦で日本を下したオランダは、後半の2ゴールでイタリアに勝利。スウェーデンはドイツに先制を許しながらも、2-1の逆転勝利を収めている。

この結果、準決勝のカードは、イングランド対アメリカ(7月2日)、オランダ対スウェーデン(7月3日)に決まった。
女子ワールドカップはオリンピックのヨーロッパ予選を兼ねており、成績上位3チームが東京オリンピックに出場する。

28日にイングランドが準決勝進出を決めたことでイギリスの出場が確定。
29日の準々決勝はヨーロッパ勢同士の対戦だったため、勝ち上がったオランダとスウェーデンが東京行きを決めた。

6/30(日) 5:13配信
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・スウェーデンがドイツ下す大金星!オランダは史上初の準決勝へ…ベスト4出揃う/女子W杯

女子ワールドカップ2019は29日に準々決勝が行われた。
オランダ代表は、イタリア代表に2-0で勝利した。

決勝トーナメント1回戦で日本代表を下したFIFAランキング8位のオランダは、今大会で躍進を見せる同ランク15位のイタリアと激突。
試合序盤からボールを握って攻勢に出るが、なかなかイタリアの守備を崩すことができない。
それでも70分、ミデマーが均衡を破る先制弾を奪うと、その10分後にファン・デル・フラートが追加点。W杯での同国最高成績を更新し、ベスト4進出を決めた。

ドイツ代表対スウェーデン代表の一戦は、スウェーデンが2-1で勝利した。
リオ五輪王者であり、FIFAランク2位につけるドイツ。準々決勝では、その五輪決勝で破ったスウェーデンと対戦。16分にマグールがゴールを奪い、先制に成功する。
しかし、前半のうちに追いつかれると、48分に逆転弾を許す。スコアはこのまま動かず、2-1でスウェーデンが強豪ドイツ相手に五輪のリベンジを達成。大金星を挙げ、2011年大会以来の準決勝進出を決めた。

この結果、準決勝の組み合わせが決定。王者アメリカはイングランドと、オランダはスウェーデンと激突する。なおイングランド、オランダ、スウェーデンは2020年東京オリンピック出場権も獲得している。

6/30(日) 4:46配信
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