『FREEZE』が低い評価に終わったのも、どちらも原因は同じ。「徹底して『強者』の目線に立ち続け、しかし自身の強さに無自覚なまま、『弱者』には何の躊躇もなく侮蔑を向ける」という、松本自身の価値観に根本の問題がある。だが、本人はそれを否定し、向き合おうとはしない。