同時に、その圧倒的な存在感が芸人たちを苦しめることにもなった。漫才、コント、大喜利など、何をやっても松本の手の平の上で踊らされていることになる。そこから脱するためには、松本とは別の価値観を提示して、お笑いの既成概念を覆すしかない。