ブラジルのマルタが女子W杯通算16ゴール…オーストラリア、中国が第2節で今大会初勝利/2019女子W杯

現地時間13日『2019 FIFA女子ワールドカップ』のグループB&C計2試合が行われた。

グループB第2節では、初戦黒星だった南アフリカと中国が激突。40分に中国が先制ゴールを決めると、これがそのまま決勝点となり、0−1で中国が勝利を収めている。

グループCではオーストラリアvsブラジルが行われ、27分にブラジルのFWマルタがPKで先制点を決めた。2003年大会から女子W杯5大会連続出場のマルタは、これでW杯通算16ゴールをマーク。男子ではミロスラフ・クローゼ(ドイツ)が記録しているW杯通算得点数でもある16に到達した。

ブラジルは38分にも追加点を決めて0−2となったが、前半終了間際にオーストラリアが1点を返し、1−2で試合を折り返す。

後半に入り、オーストラリアは58分に追加点を決めると、66分には右サイドからオーストラリアがクロスを放り込む。すると、ブラジルDFモニカが頭でコースを変え、これがそのままファー側のゴールへと吸い込まれた。一時は副審がオフサイドフラッグを上げたものの、VAR裁定の結果オーストラリアのゴールが正当と認められ、これで3−2に。公式記録ではモニカのオウンゴールとなっている。

試合はこのまま3−2で決着。2点のビハインドをひっくり返したオーストラリアがブラジルを撃破し、今大会初勝利をマークしている。

■2019女子W杯
●グループB
南アフリカ 0−1 中国

●グループC
オーストラリア 3−2 ブラジル

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190614-00010006-goal-socc