クオリティー優先としつつも「日本人選手は常に議題に上がる存在」と認める

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 デュッセルドルフに所属するMF宇佐美貴史は、リーグ最終節後に退団セレモニーが行われるなど、今季限りでの移籍が濃厚となっている。これに伴い、クラブは新たな日本人選手の獲得も視野に入れていると独メディア「RPオンライン」が報じた。

 昨季のブンデスリーガ2部で優勝を果たし、今季は昇格組ながら10位と健闘したデュッセルドルフ。ただ、昨季は8得点を挙げて昇格に貢献した宇佐美は、今季は19試合出場1得点に終わっていた。

 デュッセルドルフは昨季までFW原口元気(ハノーファー)とMF金城ジャスティン俊樹(ザスパクサツ群馬)も在籍し、かつてはFW大前元紀(大宮アルディージャ)ら多くの日本人選手が所属してきた。さらに欧州屈指の日本人街が存在することもあり、クラブは“日本人ゼロ”の状態になることを選択せず、新たな日本人選手の獲得に動くかもしれない。

「RPオンライン」が報じたところによると、デュッセルドルフのスポーツディレクター(SD)を務めるルッツ・ファンネンシュティール氏は、「我々にとって日本人選手は常に議題に上がる存在だ。もちろん、クオリティーが最優先だがね」とコメント。「日本のマーケットは注意深く見ているし、日本人選手の代理人とはコンスタントに連絡を取っている」と付け加え、現実的なプランとして日本人選手獲得を見据えていることを明らかにした。

 ホームタウンの特色もあり、能力面で問題がなければ積極的に日本人選手を獲得する意思を示したファンネンシュティール氏。来季に向けたデュッセルドルフの補強動向に注目だ。

5/26(日) 7:40配信 フットボールゾーン
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