そして、クラブライセンス制度が厳格に適用された2014年度の「当期純利益」で一転して17億4600万円の黒字を計上。
同時に「純資産」も1億2200万円となり、債務超過を解消させている。もっとも、2014年度の「経常利益」は4億6700万円の赤字だった。

 ここに22億5000万円にのぼる「特別利益」が加算された結果として「当期純利益」が黒字に転じ、債務超過状態からも脱出。
Jリーグ退会という危機を回避することができた。この「特別利益」のほとんどが、ヴィッセルのオーナーを務める三木谷浩史氏(楽天株式会社代表取締役会長及び社長)による“ポケットマネー”だったとされている。
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