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2019-05-23

都内の繁華街での出来事をTwitterに投稿したのは、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジ役や『幽☆遊☆白書』の蔵馬役などで知られる、声優の緒方恵美さん。Twitterを通して、この日の出来事に怒りの声をあげると共に、世の中に疑問を投げかけました。

その日、緒方さんは仕事の付き合いもある女性の友人と共に歩いていたといいます。見ず知らずの人の胸を急につかむ行為はれっきとした犯罪行為。緒方さんは、「LGBTに対して、なんの偏見もない。だけどこの行為自体、セクハラでしょ」と憤りをあらわにしています。また「問題は個々人であることを、そろそろ本気で認識すべき」とも。

緒方恵美@6/6B.D.Live
@Megumi_Ogata
「今。ゴールデン街を歩いていて。
見知らぬゲイの人に、すれ違いざま胸を掴まれ「ゲイだと思ったのにビアンなんだ」と言われたよ?(一緒に歩いていた女性Pとは勿論何も無い飲み友達)
私個人は、LGBT、何の偏見もない。だけどこの行為自体、セクハラでしょ。問題は個々人だと、そろそろマジ認識すべき。」

相手は、どうして「胸をつかんでもいい」と考えることができたのでしょうか。
仮に緒方さんが男性でありゲイだったとしても、性別や性的指向は、赤の他人の身体に許可なく触れていい理由にはなりません。
性的指向という極めてプライベートな領域は、他人が勝手に踏み込んでいいものではないはずです。
あまりにもモラルや配慮に欠けた行為に、緒方さんは続けてこんな疑問を投げかけました。

緒方さんは続けてこんな疑問を投げかけました。

緒方恵美@6/6B.D.Live
@Megumi_Ogata
「この問題に限らずだけど、みんなレッテルを貼りすぎ。
「このひとはこういう部類だから」「上級国民だから」「LGBTだから」「仕方ない」「許してほしい」
…すべてマジ勘弁して?
誰だから許されるべきとか許せないとかどうでもいい。ただひとりの人としてどうあるべきか。自問自答マジ。シクヨロ。」