郷ひろみ「林檎殺人事件」で「樹木希林さんがお尻を触るんです」
2019年5月15日 14時41分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20190515-OHT1T50070.html

郷ひろみ
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 歌手の郷ひろみ(63)が15日放送のNHK総合「ごごナマ」(月〜金曜・後1時)に出演し、昨年9月に75歳で亡くなった女優・樹木希林さんの思い出を語った。

 郷は1977年のTBS系ドラマ「ムー」で樹木さんと初共演。翌78年には続編「ムー一族」で、樹木さんとともに歌った挿入歌「林檎殺人事件」が同局系の歌番組「ザ・ベストテン」で自身初の第1位になった。

 初対面のときに樹木さんからいきなり「笑うときは、もっと本気で笑わなきゃダメ。泣くのは簡単だけど、笑うのは難しいの」と教えられたエピソードを披露した郷は、「林檎殺人事件」のビデオ映像を見ながら当時を振り返った。

 歌詞の「殺人現場にリンゴが落ちていた」のうち「現場の」の部分で、2人がかがんだ姿勢のまま横を向き、両手を前後に振る場面で「樹木さんが僕のお尻を触るんです。もむんですよ」と、郷は笑いながら懐かしそうに話した。

 当時から人気絶頂のアイドル歌手だった郷は、このドラマで樹木さんとコントのようなやりとりを繰り広げ、コミカルな一面もあることが注目されるようになった。

 アドリブのように見える2人のコント風シーンは、樹木さんのアイデアから生まれ「アドリブに見えるまで(徹底的に)リハーサルをやった」という。「役に一切、妥協がなかった」と、樹木さんの「すごさ」を郷は思い出していた。

(おわり)