MFガレス・ベイルの代理人を務めるジョナサン・バーネット氏は、レアル・マドリーを退団してプレミアリーグに復帰することを考えてはいないと主張した。

 2013年にトッテナムから1億ユーロ(当時約130億円)とも報じられた移籍金でレアルに加入したベイル。サンチャゴ・ベルナベウで6シーズン目を迎える同選手だが、今季のリーガ・エスパニョーラでここまで8ゴールと退団したFWクリスティアーノ・ロナウドの穴を埋めるだけの活躍ができず、試合中には頻繁にサポーターからブーイングを浴びるなどクラブでの立ち位置が微妙なものとなっている。

 レアルのジネディーヌ・ジダン監督もベイルの去就について問われ「はっきりはしないが、そのうちわかること」と言葉を濁しており、さまざまな憶測が広がる。これを受け、今夏の移籍市場でレアルから退団するのではないかとの噂が後を絶たない同選手に対して、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーが新天地の候補に挙がっている。

 しかし、代理人のジョナサン・バーネット氏は、『Deportes Cuatro』でベイルの去就について言及し、レアルに残留することが前提だと強調した。「彼はここでとても幸せだ。彼はレアル・マドリーの選手であり、現段階でイングランドに戻ることなど考えていない。未来のことは予測できないが、今彼はとても幸せだ」

 これまでにレアルの一員として数々のトロフィーを獲得したベイルだが、今夏にどのような決断を下すことになるのだろうか。

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