今季限りで引退するヒートのドウェイン・ウェイド(37)は敵地ブルックリン(ニューヨーク州)で先発出場し、25得点、11リバウンド、10アシストをマーク。通算1054試合目で自身5回目のトリプルダブルを達成して、16シーズンに及んだ現役生活に別れを告げた。
通算得点は2万3165。試合は94―113で敗れたものの、ウェイドは元レイカーズのエルジン・ベイラー(2万3149得点)の記録を現役最後の試合で上回って歴代29位となった。
この日は敵地にもかかわらず1万7732人のファンがウェイドを応援。コートサイドにはドラフト同期生でもあるレイカーズのレブロン・ジェームズ(34)や元ロケッツのカーメロ・アンソニー(34)らも駆けつけて、ファイナル3度の優勝に貢献したスター選手の最後を見守った。
マーベリクス一筋に21シーズンにわたってプレーしたドイツ出身のダーク・ノビツキー(40)も敵地サンアントニオ(テキサス州)で現役最後の試合(通算1522試合目)に臨み、20得点と10リバウンドをマーク。試合は94―105で負けてしまったが、歴代6位の3万1560得点を1つのチームだけで記録した名フォワードは“自分らしさ”をコート上で見せて有終の美を飾った。
東地区では8位ピストンズがニックスに勝って最終82試合目でプレーオフ最後の枠に滑り込み、西地区では6季ぶりのプレーオフ進出を決めていたナゲッツがティンバーウルブスに競り勝って2位の座を確保。前日まで西地区4位だったトレイルブレイザーズもキングスを退けてロケッツと入れ替わって3位に浮上して全日程を終えた。
なお西地区6位となったサンダーではラッセル・ウエストブルック(30)がバックスとの最終戦で15得点、11リバウンド、17アシストをマーク。今季34回目のトリプルダブルを達成し、通算138回はマジック・ジョンソン(元レイカーズ)を抜いて歴代単独の2位に躍り出た。
(中略)
*はホームチーム
<ディビジョン別最終成績>
▼東地区アトランティック=
(1)☆ラプターズ(58勝24敗)
(2)☆76ers(51勝31敗)
(3)☆セルティクス(49勝33敗)
(4)☆ネッツ(42勝40敗)
(5)ニックス(17勝65敗)
▼東地区サウスイースト=
(1)☆マジック(42勝40敗)
(2)ホーネッツ(39勝43敗)
(3)ヒート(39勝43敗)
(4)ウィザーズ(32勝50敗)
(5)ホークス(29勝53敗)
▼東地区セントラル=
(1)☆バックス(60勝22敗)
(2)☆ペイサーズ(48勝34敗)
(3)☆ピストンズ(41勝41敗)
(4)ブルズ(22勝60敗)
(5)キャバリアーズ(19勝63敗)
▼西地区ノースウエウスト=
(1)☆ナゲッツ(54勝28敗)
(2)☆トレイルブレイザーズ(53勝29敗)
(3)☆ジャズ(50勝32敗)
(4)☆サンダー(49勝33敗)
(5)ティンバーウルブス(36勝46敗)
▼西地区サウスウエスト=
(1)☆ロケッツ(53勝29敗)
(2)☆スパーズ(48勝34敗)
(3)グリズリーズ(33勝49敗)
(4)ペリカンズ(33勝49敗)
(5)マーベリクス(33勝49敗)
▼西地区パシフィック=
(1)☆ウォリアーズ(57勝25敗)
(2)☆クリッパーズ(48勝34敗)
(3)キングス(39勝43敗)
(4)レイカーズ(37勝45敗)
(5)サンズ(19勝63敗)
☆はプレーオフ進出チーム
<プレーオフ1回戦の組み合わせ>
▼東地区=
(1)バックス―(8)ピストンズ
(2)ラプターズ―(7)マジック
(3)76ers―(6)ネッツ
(4)セルティクス―(5)ペイサーズ
▼西地区=
(1)ウォリアーズ―(8)クリッパーズ
(2)ナゲッツ―(7)スパーズ
(3)トレイルブレイザーズ―(6)サンダー
(4)ロケッツ―(5)ジャズ
カッコ内の数字は地区全体順位。プレーオフはシリーズ7試合制(4勝先勝)
(全文はソースでご確認下さい)
2019年04月11日 15:18
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