◆ウエスタン・リーグ 広島2―1中日(2日・由宇)

 中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18)が「2番・遊撃」でフル出場したが、3打数無安打2三振に、守備でも1失策と精彩を欠いた。

 初回の打席は四球を選んだが、4回先頭で見逃し三振に倒れると、6回1死でも空振り三振。1点を追う8回1死一、二塁のチャンスでは三遊間に
鋭い当たりを飛ばしたが、広島のドラフト1位・小園海斗内野手(18)の好守に阻まれた。6回の守備ではメヒアのゴロをはじいて失策を記録した。

 これで三振は19、失策は6と、いずれもウエスタン・リーグ最多を更新。試合後は同じ4球団競合ドラ1で、高校時代を含め、始めて対戦した
小園について「すごいッスね。守備も打撃も見ましたが、下半身の強さと技術の高さを持ってますね」と話した。

 打率1割4分と低迷し、プロの壁にもがく黄金ルーキー。小笠原道大2軍監督(45)は「今はああだこうだと言っても仕方ない。頭でっかちに
なりかねないタイプなので、シンプルにひとつひとつ整理して(指導している)。ずっと(キャンプ中は右ふくらはぎ肉離れの)
リハビリをやってたんだから、今は体力強化。数をこなさないと」と、次代のスターを長い目で育成する考えを示していた。

スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190402-00000152-sph-base
2軍戦で公式戦初安打となる二塁打を放ち塁上でポーズを取る小園(右)(左は根尾)
https://amd.c.yimg.jp/im_siggjBtAm60oxJokpAohm_G1dA---x900-y669-q90-exp3h-pril/amd/20190402-00000152-sph-000-1-view.jpg