AKB48グループが13日、毎年6月の恒例イベント、選抜総選挙を今年は開催しないことを公式ブログで発表した。

総選挙は2009年から開催されていたが、運営側はブログで「昨年開催10回を数え、大きな区切りを迎えた」と開催しない理由を説明。

この発表に対し、総選挙で前人未到の3連覇、4度のVを達成しているHKT48の指原莉乃は同日、自身のツイッターを更新。
「総選挙でみなさんに知ってもらえた自分としては…総選挙に向けて努力しているメンバーもファンの皆さんのこともわかっているので複雑」と胸中を吐露した。

「主力メンバーが続々と卒業し、投票数は増えても年々盛り下がっていた。さらには、総選挙では必死になってシングル選抜入りを果たすのに、
それ以外のシングルはいとも簡単にセンターや選抜を決めることに対して、メンバーやファンからは不満の声が挙がっていた」(音楽業界関係者)

AKB48グループといえば、昨年12月に発生した、NGT48のメンバー・山口真帆に対する暴行事件の全容がいまだに未解決。
近日中にも第三者委員会の調査結果が発表されると思われるが、運営側の後手後手に回った対応に、メンバーやファンは不信感を募らせていた。

「NGT問題は大きなマイナスポイント。そこで、ささやかれるようになったのが、紅白の落選です。
秋元康氏のプロデュースという範疇でくくると、昨年紅白の“秋元枠”はAKB48、乃木坂46、欅坂46の3組。
今年は坂道シリーズから新たに日向坂46がデビューしただけに、何としても紅白に押し込みたいはず。
となると、AKB48を引っ込めて確保した枠に日向坂を押し込むと思われます」(芸能記者)

紅白には07年から昨年まで11回出場、複数のグループが出場した年もあった48グループだが、
今年で09年からの連続出場が途切れる可能性が現実味を帯びてきたようだ。

http://dailynewsonline.jp/article/1733048/
2019.03.15 21:20 リアルライブ