13日、『とくダネ!』に出演した獨協大学経済学部特任教授の深澤真紀氏の発言に批判が集まっている。

番組のトピックは、俳優のピエール瀧容疑者がコカイン使用の疑いで逮捕された件。
スタジオでは、直近に予定されていた音楽活動や俳優・声優としての仕事は厳しいと議論が交わされていた。

意見を求められた深澤氏は、「先日清原さんが厚労省の依存症イベントへ出てきたように、今は薬物に対して厳罰主義というより治療」
と自身の見解を示し、「今回の逮捕も、本人の治療に繋がると思うので、仕事全部をNGとか、そういうのは変えていった方がいいのかなと思うんですね」とコメント。

さらに深澤氏は、ピエール瀧容疑者が所属するグループ『電気グルーブ』のファンであることを明かし、
「活躍されている方だからこそ、治療して復帰することで私たちが希望を持てる」という。

続けて、「世界中で言われていることは(薬物を)非犯罪化・治療していくんだということ」
「(日本は)法律が50年以上変わってないので、治療の現場が全く変わっていく中で、
『この法律でいいのか』というのは世界中で論議されているんですね」と語った。

これを聞いた伊藤利尋アナウンサーは「とても大切な視点だとは思いますが、しかし、現状の法律で定められた社会のルールを犯してしまった。
本人はそれを認めている」と咎めるも、スタジオの雰囲気は変わらず。

タレントのデーブ・スペクターも「こういう風にやっても(テレビ出演を辞めても)抑止力には全くなってないんですよ。
違約金とか仕事とか事務所に迷惑をかけるってことは知っててやるわけですから」と話した。

ネット上では、「また清原の擁護してるよ、深澤さん。」「薬物使用者はむしろ被害者。ってどういうこと?
この深澤真紀って人は頭おかしいのか?」「まず被害者の傷を癒す方が先なんだよ。治療はそのあと」
「海外と比べてどうするの?ここは日本だよ」と批判の声が挙がっている。

薬物使用者を支援することは重要かもしれないが、今現在、報道から数時間しか経過しておらず、復帰の話は早急だと感じる視聴者も多い。
今後は慎重な議論がなされることを願うばかりだ。
https://npn.co.jp/article/detail/18538383/