キャロル・キングのライヴDVD+CD『LIVE AT MONTREUX 1973』発売
キャロル・キング(Carole King)のライヴ作品『LIVE AT MONTREUX 1973』のDVD+CD版が日本先行となる4月24日に発売されます
以下インフォメーションより
『ライヴ・アット・モントルー 1973』はキャリアの岐路に立っていたキャロル・キングを捉えたきわめて興味深い作品だ。この映像/音源が収録されたのは、ポップ・ミュージックの歴史を変えた『つづれおり』の発表から 2 年が経過したころで、
およそ 1 ヶ月前には、キャロルがその音楽性を大胆に前進させたことを印象づける『ファンタジー』がリリースされていた。
コンサートの序盤では、『つづれおり』を大ヒット作にした理由のひとつでもある親近感が溢れるパフォーマンスが披露されている。「普段は客席を見ないようにしているの。」キャロルはそう言って、床に腰掛けてくつろいだ様子の観客に微笑みかける。
「だけど今夜はみんなのことを見ているわ。」この 6 週間前、キャロルはニューヨーはセントラル・パークで開催されたフリー・コンサートで、10 万人の大観衆を前にヘッドライナーを務めていた。
そしてスイスはモントルーにおけるこのコンサートの前半は、彼女にとって、ファンとのあいだの距離をあらためて縮めるまたとない機会になった。
ショーの序盤で、彼女は自身の奏でるピアノだけをバックに「ホーム・アゲイン」、「ビューティフル」、「空が落ちてくる」といった名曲群を披露している。
このように一人きりでステージに立つスタイルは、1970 年代前半に彼女がリードした変革 ―― いわゆる”シンガー・ソングライター・ムーヴメント” ―― の象徴であった。
(中略)
5 曲を披露し終えたところで、キャロルは 6 人の金管楽器奏者、木管楽器奏者を含む 11 人のバックアップ・ミュージシャンをステージに迎え入れ、今度はその大編成のバンドを伴い、『ファンタジー』収録曲の大半を披露する。
ちなみに彼女が『ファンタジー』からの楽曲をライヴで披露するのはこのときが初めてだった。この『ファンタジー』の作風は、それまでにキャロルがリリースしてきたアルバムのそれとは大きく異なっていた。
このアルバムで彼女は”ソング・サイクル”という手法に挑んでいる。あえて楽曲ごとの境目を曖昧にすることでアルバムをひと続きにし、タイトル・トラックの異なるふたつのヴァージョンをオープニングとエンディングに配置するという試みである。
(中略)
●『ライヴ・アット・モントルー 1973【日本語字幕付き】』
LIVE AT MONTREUX 1973
DVD+CD : 4,600 円(本体価格)+税
YMBA-10872/3 日本語字幕付き
2019.4.24 日本先行発売
発売:ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス / 販売:ソニー・ミュージックマーケティング
<ライヴ収録曲>
1. 空が落ちてくる I Feel The Earth Move
2. スマック・ウォーター・ジャック Smackwater Jack
3. ホーム・アゲイン Home Again
4. ビューティフル Beautiful
5. アップ・オン・ザ・ルーフ Up On The Roof
6. イッツ・トゥー・レイト It’s Too Late
7. ファンタジー・ビギニング Fantasy Beginning
8. 道 You’ve Been Around Too Long
9. 愛 Being At War With Each Other
10. 愛の日々をもう一度 That’s How Things Go Down
11. ヘイウッド Haywood
12. クワイエット・プレイス・トゥ・リヴ A Quiet Place To Live
13. ユー・ライト・アップ・マイ・ライフ You Light Up My Life
14. コラソン Corazon
15. ビリーヴ・イン・ヒューマニティ Believe In Humanity
16. ファンタジー・エンド Fantasy End
17. 君の友だち You’ve Got A Friend
18. ナチュラル・ウーマン (You Make Me Feel Like A) Natural Woman
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