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広島伝説の炎のストッパー津田恒美の剛球をファウルチップした後、原は顔をしかめて空を睨み、バットを下に垂らしてバッターボックスを外した。
倒れたりしゃがんだりせず、悶絶の表情のまま、ゆっくりうろうろ足踏みしていた。
そのままボックスに戻るかと見ていたベンチも異様な事態に気づき、コーチ陣が駆け寄り、そのまま原は退場した。