「オープン戦、ソフトバンク7−2阪神」(3日、ヤフオクドーム)

 悪夢の4連敗だ。敗戦以上に重たくのしかかるのは、得点力不足…そしてメッセンジャーが、西が打たれたことだった。

 幸先のよい発進だった。初回に大山に待望の一発。2019年“第1号”が飛び出し、いきなり2点の先制に成功した。それでもその後はぱったり。
五回には2死満塁と反撃のチャンスを作ったが、最後は大山が一ゴロに倒れた。5安打と打ち悩む野手陣。それに加え、新助っ人のマルテは未だ快音なし。
オープン戦5打数無安打に沈んでおり、突破口を見つけたいところだ。

 投げては、新加入したオネルキ・ガルシア投手(29)の快投が光った。この日最速の150キロをマークするなど、球威も抜群。強力
ソフトバンク打線を相手に、2回1安打無失点。試合後には「マルテの好守備もあったし、ゲームで投げられたのが1番の収穫」と話し、
結果を示した。

 また試合後には、矢野監督がランディ・メッセンジャー投手(37)を3月29日の開幕投手に指名。この日は3回を投げ3安打4失点だった。
立ち上がりに一挙4失点を喫したが、その後は修正。無安打投球で締めくくっていた。

 また“阪神デビュー”となった西勇輝投手(28)は、1回を投げ2安打3失点。4番手・藤川−5番手・ドリスは無失点リレーで
安定感を見せつけた。

 ちなみに昨年の阪神はオープン戦開幕から6連敗を喫して、最下位だった。

デイリースポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190303-00000126-dal-base
8回、ベンチから戦況を見つめる(左から)阪神・矢野燿大監督と阪神・清水雅治ヘッドコーチ=ヤフオク(撮影・田中太一)
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